お客様のニーズに合わせた医療統計研修サービスを提供します
お客様の社内研修を支援する目的で、講義や演習のメニューをご用意いたしました。
お客様の業務や環境などに関連した研修の方針をあらかじめお持ちの場合は、ご要望に応じて作成する個別プログラムがお勧めです。

研修実績
都内のクリニックで以下の概要で半年間の統計研修を実施中です。
【研修の目的】
院内の研究・統計リテラシーを向上し、質の高いエビデンスをコンスタントに発信するために必要な統計学の基礎を学ぶ。
【研修を受講することで達成できること】
- 一見難しそうな統計の用語を理解することで統計に対する苦手意識がなくなり、統計で悩む時間がなくなる。
- データを前にして「一体何をすればいいの?」という悩みがなくなり、実際に自分で適切なデータ解析をすることができる。
- 研究をする際に何が一番重要なのかがわかり、実際に自分で統計を踏まえた研究計画を立案できる。
- 論文を批判的に読むことができるようになり、どの医療がEBMとして価値がある医療なのかを判断することができる。
【研修のカリキュラム】
- 統計学の基礎の理解
- 統計はなぜ必要なのか?統計を使う意義(母集団と標本の関係、誤差の概念)
- なぜP値は多用されるのか?P値の意味とは?
- 統計学的検定で重要な知識(有意水準、有意差、P値の使い分けは?帰無仮説・対立仮説のは何か?)
- T検定、分散分析、カイ二乗検定など、各統計学的検定の理解
- 統計学的検定と同じぐらい重要な、要約統計量算出とその解釈の仕方。
- 単回帰分析・重回帰分析(多変量解析)の基礎
- 科研費取得を可能にするために、研究をする上で重要なことの理解
- 研究をする上で一番最初に考えなければならない、大事なスタート地点とは?
- 研究をする際に重要なことは計画を立てること。なぜ計画を立てることが重要なのか?
- 統計解析ソフトで実際のデータを解析する
- データの種類(連続データ、カテゴリカルデータ、生存時間データ)に応じた要約統計量の算出と解釈を実践する。
- T検定、分散分析、カイ二乗検定など、各統計学的検定を統計解析ソフトで実践し、結果の解釈をする。
- 単回帰分析・重回帰分析(多変量解析)を統計解析ソフトで実践し、結果の解釈をする。
- 研究の計画で重要な症例数設計の概念を理解し、統計解析ソフトで実際に必要症例数を算出する。
- 論文を批判的に読むために
- なぜこのデータはIFの高い論文にAcceptされているのか?実際の論文を統計学的な目線で理解する。
- なぜこのデータはIFの高い論文にAcceptされないのか?理解した統計学を使って批判的に論文を読む。
【研修で使用する教科書】
いちばんやさしい医療統計(アトムス社)
【研修講師】
吉田寛輝(株式会社データシード代表取締役社長)